コロナ禍のAGA治療。注意すべきポイントは?
AGA(男性型脱毛症)
- 2021/11/10
- 2022/05/20
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新型コロナウィルス感染拡大によって世界は大きく変わりました。人と会う行動は制限され、初診からのオンライン診療が解禁されるなど、AGA治療においても大きな影響を与えています。コロナと共に生きていく世界。ウィズコロナの時代のAGA治療において注意すべきポイントをピックアップしてご紹介します。
コロナ前とコロナ後のAGA治療は何が違う?
コロナ前とコロナ後のAGA治療で大きく異なる点は、
初診からのオンライン診療がオッケーになったこと
です。
コロナ前のオンライン診療は再診から。初診は必ず医師と対面しての診察が必要でした。新型コロナウィルス感染拡大防止の特例措置として、2020年4月に事実上初診からのオンライン診療が解禁となり、多くのAGA病院が一斉に初診オンライン診療を行うようになりました。
AGA治療は薬を処方してもらい、その薬を毎日服用する投薬治療が基本です。メソセラピー治療や植毛など施術が必要な治療もありますが、そういった治療を受けている人でもベースとなるのは投薬治療です。
自宅にいながらオンラインで診察を受け薬を郵送してもらう。AGA治療はオンライン診療との親和性が高い治療でもあります。最寄りにAGA専門病院や外来がなかった人もオンライン診療を利用することで、専門的なAGA治療を受けることができるようにもなりました。
また、通院することに消極的だった人にとっても初診から通院せずに済むオンライン診療は治療開始を後押しするきっかけになったかもしれません。
以上のようにコロナ禍はオンライン診療利用を増加させましたが、失敗しないAGA治療を目指すために我々患者が意識すべきことは、コロナ前と何ら変わりません。
信頼できる病院で適切な治療を適切な料金で受け、それをしっかり継続すること
- 初診からのオンライン診療が解禁になったことでAGA治療開始のハードルが下がった。
- コロナ禍でもAGA病院の選び方は変わらない。信頼できる病院で適切な治療を適切な料金で受け、それをしっかり継続すること。
オンライン診療でAGA病院が増えている!?
初診オンライン診療解禁の影響か、今まで以上のスピードで新規のAGA病院が増えている気がします。今までは実医院がある病院がAGA治療をメニューに加えるケースがほとんどでしたが、最近ではオンライン診療専門をうたう新規クリニックの参入が目立ちます。
ホームページを見ると実医院や診察室完備の記載はあるので対面での診療も行っているようですが、すべてがオンラインで完結してしまっている以上、いざ対面診療が必要になった際に本当に対面診療してもらえるかちょっと不安です。
本当にその病院はあるの?しばらくしたらホームページが消えて連絡が取れないなんてことにはならないかなという不安がよぎるんですよね。ある日突然サロンが消えていて連絡が取れなくなったという昔脱毛サロンなどでよくあったパターンですね。
個人的に初診からのオンライン診療が怖いなと思うポイントがここなんですよ。
実際に一度も行ったことがない病院の会ったこともない医者の治療を受けるという点。
医療機関なんで、サロンとは違うということは重々承知しているのですが、万が一のこういったリスクを考えると、初診からオンライン診療を受ける場合は、ある程度実績のある病院を選んだ方が安心かなという気がしています。
対面診療の重要性を考える。
コロナ禍でオンライン診療が主流になりつつ今だからこそ、対面診療の重要性もしっかり考えておく必要があります。
オンライン診療は便利です。それにコロナが猛威をふるっているタイミングや緊急事態宣言下においては、なるべく外出せず、人と会うことを極力避けるべきなので、オンライン診療を利用すべきでしょう。
しかし、治療で問題が起きた場合など、いつでも対面診療を受けられるようにしておくことはとても重要です。
AGA治療は副反応や副作用が懸念される治療です。治療効果も人によって異なるので、効果の見極めが難しい治療でもあります。副作用や副反応が出た場合の対応や、効果測定に関する部分を考えると、オンライン診療よりも対面診療の方が確実です。
特に治療開始直後の数か月は、初期脱毛といった副反応やその他副作用が出やすい時期です。治療効果の見極めが大切な時期でもあります。こういった治療初期の効果や副作用といった不安点を解消するためにも、いつでも対面診療ができる病院を選択しておくことが安心につながるはずです。
病院選びが重要!最低限抑えておきたいポイント3つ
以上のことをふまえて、コロナ禍においてAGA治療をする際に注意すべきポイントを3つご提案します。ポイントを抑えて、なるべく不安を払拭することが、AGA治療を成功に導く第一歩です。
01初診はなるべく対面がおすすめ。初診からオンライン診療希望の場合は対面診療の実績豊富な病院を選ぶ。
できればまずは会いましょう。実際にどんな病院か足を運び、対面でカウンセリングを受け、カウンセラー、そしてドクターが信頼できるかどうかしっかり見極めるようにしましょう。
最初からオンライン診療希望の方は、対面診療でのAGA治療実績が豊富な病院を選ぶようにしましょう。いざってときに病院が消えていた、なんていうリスクを回避する意味でも抑えておきたいポイントです。
そして、オンライン上のカウンセリングや診察であっても、こちらの質問や疑問に真摯に向き合って応えてくれるかどうかなど、人として信頼できるかどうかを確認してください。
AGA治療は長期継続が必要な治療です。長く付き合える病院やドクターを選ぶようにしましょう。
02怪しい病院を避ける。治療費用は全体的に下がってきているので、なるべく治療実績豊富な病院を選ぶ!
初診オンライン診療解禁になり、オンライン診療専門をうたうAGA病院が増えています。中には今までのAGA治療では考えられない安さの病院もあります。ちょっとだけ安いのレベルではありません。今までの平均治療費の半額以下のところもあります。
こういった格安クリニックの登場で業界に価格破壊がおきました。
昔からあるAGA病院も低価格帯で勝負できるように様々なサービスを発表。
2022年5月には、圧倒的な治療実績を誇る"銀クリ"こと銀座総合美容クリニックが、はじめての価格改定を行い、初月1,000円(税込)、次月以降2,000円~という低価格路線に舵を切りました。
対面診療とオンライン診療の併用を掲げる銀クリが、まずはAGA治療を知ってもらいたいという思いから初月1,000円とし、次月以降は、薬の濃度のバリエーションを増やすなどして人それぞれ価格帯を選べるようにして実現しました。
同じくらいの価格帯なら、対面診療もしっかり行い、治療実績も豊富な方に行った方が安心です。できたばかりのオンライン専門病院の中には、無理なコスト削減で薬の入手経路すらもはっきりしないようなクリニックもあるとか。
薬の質なのか、医師の対応なのか、病院の施設なのかはっきりわかりませんが、あまりに安すぎる病院はそういったことをふまえて慎重に注意深く検討してください。
03 対面診療とオンライン診療を自由に併用できる病院がベスト
AGA治療において対面診療の重要性をお伝えしてきました。しかしながらオンライン診療の便利さも大切です。
ウィズコロナ、アフターコロナ時代のAGA治療は、
対面診療とオンライン診療のミックス治療がベスト
対面診療をしたいタイミングでいつでも対面診療も受けられて、普段はオンライン診療で済ませる。このバランスがしっかり取れる病院を選ぶことが大切です。
「おれは対面診療なしで、ずっとオンライン診療だけでいい。副作用が出てもオンラインで診察してもらえばいいし、効果の有無も自分で判断できる。」
このように絶対に対面診療はしないという人、その必要性を感じないという人がいることも理解できますが、それでもいざというときのオプションに対面診療はしっかり備えておいて欲しいと思うのです。
対面診療しなくても、対面診療がいつでも可能な実績のある病院を選んでおくことが重要というわけです。
備えあれば患いなしですよ。