AGA治療とは?
AGA(男性型脱毛症)
- 2021/09/27
- 2022/05/20
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AGA治療とは、医療機関で行う男性の薄毛「AGA(男性型脱毛症)」の治療のことです。
このページでは、AGA(男性型脱毛症)とはどんな症状を指すのか?AGA治療とはどのような治療を行うのか?をご紹介します。
この記事の目次
AGA治療は何をするの?
AGAの基本的な治療方法は投薬治療です。
脱毛の原因となる男性ホルモンの働きを抑制し、成長しなくなった毛髪を成長させる治療となります。脱毛を抑えて、毛髪の成長を促進し、薄毛を改善する治療がAGA治療です。この治療はしばしばオフェンスとディフェンスに例えられます。脱毛を防ぐのがディフェンスで毛髪の成長を促進するのがオフェンスです。
薄毛の進行具合によってはディフェンスだけの治療を選択する人もいます。まだ薄くはないけど、抜け毛が気になる程度の人は、抜け毛予防の目的でディフェンスだけの治療を行う人も増えています。
より高い成長効果を望む場合は、患部に直接薬を投与する「メソセラピー治療」や、生えている部分の毛を薄毛部分に移植することで確実に毛量を増やすことができる外科治療「植毛」などの治療方法を併用することができます。
薬による治療
AGA治療は経口タイプのAGA治療薬を用いた治療になります。フィナステリドという薬がAGA治療薬として用いられています。商品名「プロペシア(成分フィナステリド)」がAGA治療薬としてはじめて国内で承認され、以後数々のジェネリック医薬品が登場しています。フィナステリドは脱毛を抑制する働きを持つディフェンスのお薬となります。
この他「ミノキシジル」という成長促進薬があります。オフェンスのお薬です。基本的には頭部に塗布する外用薬として用いられます。薬局で販売されているリアップやメディカルミノキ5などが有名です。病院での治療する場合は、より効果の高い内服タイプのミノキシジルを処方されますが、副作用の危険性が高いことから国内未承認薬となっています。現在病院でのAGA治療と言えば、フィナステリドとミノキシジル内服。この組み合わせを処方しているクリニックが圧倒的に多いです。
この他2015年にAGA治療薬として承認された「デュタステリド」という薬もあります。こちらは、フィナステリドよりも脱毛抑制効果が約1.5倍も高いという臨床結果が出ていることから、フィナステリドであまり効果が出なかった場合に試す方が多いようです。
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育毛メソセラピー
毛髪の成長を促進する成長因子やミノキシジルなどの薬剤を、注射器などを使って直接薄毛患部に注入する治療です。毛髪を生成する細胞に直接届くので経口薬や塗布薬よりも効果が出やすく、しかも身体への影響が少ないので副作用のリスクが少ないと言われています。1回2万~10万円と高額で、最低でも月1回半年程度続ける必要があると言われています。
植毛
植毛はAGAに限らず、さまざまな薄毛に効果的な治療方法です。側頭部や後頭部に残っている毛髪を薄毛部分に移植する外科治療となります。薬では効果が出にくい人でも、移植する毛髪が残っている限り、薄毛を改善できる可能性があります。外科手術を行う治療なので、術後の傷跡、ダウンタイム、移植した毛髪の生着率など、高い技術力を持った医師を選ぶことが成功につながる治療と言えます。
AGA治療の効果
AGA治療は、薄毛の進行を抑えて毛髪の成長を促進する治療ですが、薄毛の状態にも個人差があるように、治療効果にも個人差があります。同じ治療をしても人によって効果の出方が違うことがよくあります。治療を開始したタイミング(症状が酷くなる前か後かなど)や年齢によっても違ってきます。
AGA専門病院の医師に取材した話だと、平均すると大体治療開始時の4~5年前の頭髪状態まで戻る人が多いとのことでした。つまり、4~5年前にすでに薄毛が進行していたら、それ以上の改善が難しいかもしれないということです。どんな病気でもなるべく早く治療した方が効果的と言われますが、AGA治療も同じということですね。
AGA治療の危険性
AGA治療において注意すべきは薬による副作用です。AGA治療薬に限らず、どんな薬でも医薬品には副作用の懸念が伴いますが、AGA治療で用いられる薬にもそれぞれ副作用が報告されています。
AGA治療薬は病院で処方してもらいます。個人輸入で入手して自己判断で服用する人がいますが、とても危険なので絶対に止めてください。病院の医師の指導の下服用することで安全性と効果が得られると考えてください。必ず医師の指導の下利用するようにしましょう。
フィナステリドの副作用
- 勃起不全、性欲減退、精子減少
- 肝機能障害
- めまい、たちくらみ
- 肌荒れ、発疹
- 乳房肥大
- 抑うつ症状
ミノキシジルの副作用
- 多毛症状(全身)
- 初期脱毛
- 肝機能障害
- 動悸、息切れ
- むくみ
- 倦怠感、微熱
デュタステリドの副作用
- 勃起不全、性欲減退、精子減少
- 肝機能障害
- めまい、たちくらみ
- 肌荒れ、発疹
- 乳房肥大
- 抑うつ症状
植毛の危険性
- 術後のダウンタイム
- 術後の痛み、それに伴う吐き気、麻酔によるむくみなどが生じる可能性
- かゆみ
- 目立つ傷跡が残る可能性
AGA治療にかかる費用は?
AGA治療は基本保険適用外の自由診療です。大体相場はありますが、病院によって治療費が異なります。病院選びの段階で事前に1ヵ月にかかる治療費をチェックしておきましょう。
一般的なAGA専門病院の治療費の相場を治療内容毎にご紹介します。
- フィナステリド(プロペシア)による治療費用
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2,000円~1万円(月額)
- 総合的なAGA治療薬による治療費用
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1万2,000円~4万円(月額)
- 育毛メソセラピー費用
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2万~12万(1回)※月1~2回、半年程度
- 植毛費用
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30万円~(500グラフト)
※植毛は移植本数によって料金が変わってきます。500グラフト(株)単位の病院が多いです。
AGAの治療期間
AGA治療はどれくらい続ける必要があるのでしょうか?そもそも完治するのでしょうか?
残念ながらAGAの体質が改善することはありません。AGA治療薬を服用することで脱毛を抑制していたとしても、服用を止めたら再び脱毛が再開します。
では、一生治療を続けなければいけないのでしょうか?
答えはNOです。
薄毛が気にならなくなるタイミング、もしくは薄毛の進行が遅くなったタイミングで治療を止めたり、休止したりします。
AGAは男性ホルモンが原因の脱毛症なので、男性ホルモンの分泌が活発な20~40代くらいが一番症状が強く出やすい時期です。加齢によって男性ホルモンの分泌が減少すれば、AGAの症状もおさまってきます。AGAによる抜け毛が減り、薄毛にならないのであれば治療を続ける必要はありません。
また、AGAの症状が活発な20代~40代の時期は、ちょうど男性として頭髪の重要度が高い時期でもあります。この時期を過ぎ、頭髪の重要度が下がり、薄毛が気にならなくなるタイミングで治療を中止してもOKです。
今まで取材した患者さんもそれぞれ治療の継続方法が異なります。ある程度回復した段階で一旦中断し、また抜け毛が気になるようになってきたらディフェンスの治療を再開する人。薬の量を減らしてディフェンスの治療だけを継続する人など色々です。
最低でも半年から1年程度はしっかりと治療を行い、自身の効果に応じて、その後の治療をどうするか検討する人が多いようです。せっかくの治療が無駄にならないようにしっかりと医師と相談しながら決めてください。
AGA治療が効かないことってあるの?
AGA治療の効果は人によって異なるとお伝えしました。すぐに目に見えて効果が現れる人もいれば、中々効果が出ない人もいます。
AGA治療したけど効果がなかったという人は一定数存在します。ただ、そういう人によくよく話を聞いてみると、治療期間が短かったり、医師の指導の下治療していなかったりと、しっかり治療が出来ていていなかったケースが多いような気がします。
AGA治療において大事なことは、医師の指導の下、適切な治療を真面目に根気よく継続することです。
多くの人は半年~1年の治療で何らかの効果が実感できると言われています。数か月続けて効果が実感できないからといって、途中で止めてしまってはそれまでの治療が無駄になってしまいます。医師に相談しながらしっかりと適切な治療を継続するようにしましょう。
一年以上真面目に治療しても一向に効果が出なかった場合
ただし、一年以上真面目に治療しても何の効果も実感できない人が一定数存在するのも事実。そういう場合に考えられる原因をご紹介します。
- AGAではない薄毛だった可能性
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AGAが原因ではない薄毛だったため、他の治療が必要だった可能性があります。原因が他にないか医師に相談してみましょう。
- 毛髪の寿命がすでに尽きていた可能性
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薬によるAGA治療は、成長促進が止まっている毛髪の成長を促進させてる治療です。毛髪を生成する細胞が残っていなければ発毛させることはできません。AGAが進行してヘアサイクルが短くなることで、本来であれば人間の一生を十分カバーできる毛母細胞の寿命が尽きる可能性があります。死滅した細胞から毛髪は生えません。
細胞が死滅した箇所に毛髪を生やすには細胞を移植する植毛治療だけです。
- 薄くなっていない可能性
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薄い、薄くないの感覚は人それぞれ。自分は薄いと気にしていても、人から見たら全然なんてことはよくあります。薄毛を気にして治療したけど、もともとそこまで薄くない状態だったので、それ以上生えず、効果が実感できないというパターンは結構多いです。
生まれつき薄い人や濃い人、髪の毛が細い人や太い人など色々なので、薄さの基準はとても曖昧なものなんですよね。一つの基準としては、一定期間ごとの頭髪状況をチェックすることで薄毛が進行しているかどうかをチェックすることができます。AGAは進行性の薄毛です。頭髪写真などで過去と見比べてみて、あきらかに薄くなっているようであれば、AGAの可能性があります。
AGA治療は病院で
AGA治療は医薬品を使った治療になるので病院で治療を受けます。
病院以外では、第一類医薬品の塗るミノキシジル薬「リアップ」や「メディカルミノキ5」が、薬剤師指導の下薬局で購入可能ですが、服用するタイプのAGA治療薬は病院で処方してもらいます。個人輸入で入手する人がいますが、様々なリスクが伴うので絶対に止めてください。
どんな病院を選べばいいのか?
AGA治療薬が承認されてからは、一般病院の皮膚科などで薬を処方してもらうことができます。内科などでも処方可能です。総合病院から小さな町医者まで、治療薬「フィナステリド」を扱っている病院は数多く存在するので、フィナステリドによるディフェンス(脱毛抑制)治療を希望する場合は一般病院でもかまいません。
脱毛抑制だけでなく、薄毛の改善も望むのであれば、なるべくAGA治療を専門に行っている病院をおすすめします。
一般病院とAGA専門病院の違いは、治療内容の種類です。AGA専門病院の方が、より発毛効果の高い治療薬や治療の種類が豊富なことが多いです。AGA治療だけやっているので治療実績や症例数も豊富です。ジェネリック医薬品なども豊富に扱っているところが多いので、薬代だけ見ても一般病院よりも安価だったりします。
AGA専門病院は都市部にしかなく、地方在住者は通いにくいというデメリットがありましたが、昔に比べて専門病院は大分増えてきました。そして、テレビ電話やネットで診察してもらえるオンライン診療も事実上解禁されているので、通いにくいという弱点がなくなりつつあります。
薄毛の症状は人それぞれ違います。様々な症例数を持つ専門病院の方が、自分に合った治療をしてもらえる可能性が高いと言えるでしょう。
厳選!AGA治療専門病院
昔から多くの患者を治療してきた歴史のあるAGA専門治療を行っている病院、3医院をご紹介します。
銀座総合美容クリニック
銀クリの愛称でお馴染みの「銀座総合美容クリニック」は、AGA治療だけを行っている正真正銘のAGA専門病院です。
わかりやすい料金体系、都度払いによる明朗会計など、患者目線の安心感が魅力です。カウンセリングや診察も丁寧と評判です。歴史があり数多くの患者を治療した実績も圧倒的。
2022年5月から料金が変更となり、初月1,000円でAGA治療をはじめられるようになりました。次月以降も治療プランによって料金設定が細かく分けられたので、最安の維持治療であれば2,000円(税込)。
銀クリで治療費を気にせず安心してAGA治療を体験できるというのは薄毛改善を目指す人にとって大きなメリットですね。
東京新橋にある一院だけですが、オンライン診療を行っているので全国どこでも治療を受けることができます。
Dクリニック
薄毛治療のパイオニア「ヘアメディカル」こと「Dクリニック」です。21年、延べ255万人もの患者さんを治療してきた実績があります。東京、新宿、大阪、名古屋、福岡の5医院を展開している他、女性の薄毛治療専門病院も展開。育毛シャンプー「スカルプD」の発売会社「アンファー」と共同で育毛剤や治療薬、サプリなどの研究開発を行っているほか、薄毛関連の著作も豊富な有名ドクターも揃っている信用度の高いクリニックと言えます。
湘南美容クリニック
「湘南美容クリニック」は日本最大の美容クリニックです。美容医療全般を行っていますが、AGAも専門的な治療を行っており、専門病院や専門外来があります。
全国どこに住んでいても通える圧倒的な医院数と、薬から植毛まで可能な豊富な治療内容が魅力です。世界で唯一の植毛ロボット「アルタス」を日本でいち早く導入したのも湘南美容クリニックです。アジア圏でも圧倒的な植毛実績を誇ります。