AGA治療をなるべく早めにした方がいい理由
AGA(男性型脱毛症)
- 2021/10/19
- 2022/05/20
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AGA治療はなるべく早く開始した方がいいと言われています。
"進行した薄毛は改善が難しいから"
というのがそう言われる理由です。
薄毛に限らずどんな病気でもそうですけど、早期の方が治療効果が出やすく改善もしやすいのは確かです。
AGAは毛母細胞の寿命が短くなる
AGA治療を早めにした方がいい理由は、毛髪を作る細胞の寿命が関係しています。
ヒトの細胞分裂は、一部の生殖系細胞を除き、テロメアの働きによって約40~50回分裂したら終了と言われています。
これは毛髪を生成する毛母細胞も同じです。
約40~50回細胞分裂したら毛母細胞は寿命を迎えます。
つまり、そこには毛髪が生えてこなくなるということです。
毛髪は毛母細胞が「ヘアサイクル(毛周期)」という一定のサイクルで分裂を繰り返すことで生え変わります。
ヒトの細胞分裂の限界を考えると、理論上ヘアサイクルは約40~50回で終了ということになります。
正常なヘアサイクルは1周約2~6年と言われているので、
ヘアサイクル期間が最短の2年で、分裂回数が最少の40回だったとしても
2年×40回で毛母細胞の寿命は80年
ということになります。
これは人間の一生を十分にカバーできる期間です。
つまり、
最短期間、最少分裂回数だったとしても、正常なヘアサイクルであれば、人間が生まれてから死ぬまでの期間、毛髪が生え変わり続けることができるということです。
AGAはヘアサイクルを乱れさせ、そのサイクル期間を短くします。正常であれば最短でも2年あるヘアサイクルの1周期が、AGAの影響で0.5~1年と短くなってしまった場合、
0.5×40回で20年。
最大分裂回数の50回分裂したとしても、
0.5×50回=25年。
と、25年で毛母細胞は寿命を迎え、毛髪を生成できなくなってしまいます。
つまり、
AGAになると毛母細胞の寿命が短くなり、毛髪が生えなくなるというわけです。
毛母細胞が寿命を迎え死滅した箇所は薬やメソセラピーなどのAGA治療を行っても毛髪は生えてきません。
毛母細胞が寿命を迎えてしまった箇所に毛髪を生やす方法は、現時点では植毛しかないと言われています。
毛母細胞の寿命が尽きる前にAGA治療でヘアサイクルを延ばせ
AGA治療とはヘアサイクルの期間を正常化し毛母細胞の寿命を延ばすことです。
細胞分裂が無限に続くのであればいつ治療をはじめても問題ありませんが、約40~50回と分裂回数が限られている以上、分裂回数がまだ残っているうちに、AGA治療によって1サイクルの期間を延ばす必要があるというわけです。
正常なヘアサイクルであっても最短80年で毛髪は寿命を迎えます。
細胞に寿命があるのは仕方のないことですが、重要なのはその寿命をいつ迎えるかです。
なるべく年をとってから寿命を迎えるように、若いうちから治療が必要というわけです。
AGAの原因となる男性ホルモンは40代を過ぎるとピークアウトし減少していきます。
男性ホルモンの分泌が活発な20代、30代の間にAGA治療を行い、出来る限りヘアサイクルを正常な状態に近付けておくことが大切です。
薄毛や脱毛を気にしている人は、自分の毛母細胞の寿命があと何サイクル残っているか気になると思いますが、毛母細胞の残り寿命を調べる方法はありません。
AGA治療は何歳からはじめるのが正解?
AGA(男性型脱毛症)の症状は、男性ホルモンの分泌が盛んになる20代、早い人では10代後半には出始めます。
なるべく早めに治療した方がいいとは言われますが、
AGA治療薬のフィナステリド(プロペシア)は男性ホルモンに影響を与える薬なので未成年者の使用は推奨されておりません。
禁忌ではありませんが、使用には注意が必要と言われています。
未成年者への対応はクリニックによって異なります。
全面的に処方を行わないクリニックもあれば、保護者の同意があれば処方可能というクリニックもあります。処方可能なクリニックであっても、18~19歳の未成年者と高校生未満の未成年者とではその判断も変わってきます。
何歳から治療すべきという具体的な正解はありませんが、本気で薄毛や抜け毛に悩んだ時点で一度病院に相談することをおすすめします。
なぜなら、自分ひとりではその悩みが本当にAGAによるものなのか判断できないからです。
病院に相談するだけで悩みが解消されるケースがあります。AGAだったとしても、AGAではなかったとしても、その後どうすべきかが明確になるからです。
すでに20歳を超えている人は、早い段階で予防措置としてフィナステリド治療だけでも開始することも可能です。
まだそこまで薄くないけど、予防のためにフィナステリドだけ服用しているという人は大勢いあっしゃいます。
医療に頼らず育毛シャンプーや育毛剤など、自分でできる育毛ケアを行う人もいますが、フィナステリド処方であれば、育毛シャンプーや育毛剤とほとんど変わらない月額コストで、しかも効果は圧倒的に高いです。
副作用などの懸念があるので、選択肢の一つとして慎重に検討してください。どちらにしても後悔のないよう病院でしっかり説明を受けた上で利用するようにしましょう。
悩んだらまずは相談することが薄毛改善の第一歩です。